twitter@ocelotinsummer

    レオ・デミトフの物語

    「チャイルド44」がこのミス2008年度の海外部門で1位ってのは、知っていたがそのまましばらく放置してしまっていた。
    宮城谷昌光や他の歴史小説に読みふけってしまい、頭が切り替わらなかったことと最近、海外ミステリに興味がなくなってしまったことも原因だろう。
    私が海外ミステリに興味をなくした理由は、ゼロ年代後半のこのミスの1位が「神は銃弾」等の難解な作品になったりし、ちょっとついて行けないと感じたことも事実ではある。
    それなら、個人で新規開拓していけばいいだけの話かもしれないが、海外ミステリって文庫でもちょっと高いし躊躇してしまう。直接日本語で書かれた小説の方が頭にすんなり入ってくるし、「ヤードって何メートルだっけ?」とか余計なことを考えなくてすし、名前がカタカナなのが、覚えづらいし、頭の中で想像し難いんだよねー、
    なんて理由にならない言い訳を自分にいい聞かせていたのだけれど、この本を読み始めて、一年も放置していたことを後悔した。

    この小説は、ミステリ小説としてカテゴラリされているが、レオ・デミトフという男の物語である。
    物語の主な舞台は1950年代。スターリン体制下のソビエト連邦。
    主人公のレオは、国家保安省の捜査官である。
    どんな仕事か。「反ソ連」分子の摘発、逮捕が主にその業務である。
    要は「資本主義のスパイ」の摘発である。
    摘発された人物は、最後には必ず自白し、無罪となることはない。
    彼の業務は摘発することだけだ。
    与えられた仕事を的確にこなし、エリートとみなされていたレオであるが、
    あることをきっかけに自分の仕事に疑問を持つようになる。
    私は本当に罪のある人物を捕まえているのだろうか?
    自分が生き残るために、この仕事をしているが、本当にそれが正しいことなのだろうか?
    そう疑問を持つようになると、レオの周りの風景がすべて違ってみえてきた。

    映画監督がこの作品を愛し、それを映像化しようと思うなら、素晴らしい作品になるのではないか、そう容易に想像することができる小説だ。
    そんなこと思っていたら、すでに版権はリドリー・スコットが獲得しているらしい。
    「ブレードランナー」の監督である彼なら、やってくれることだろう。

    私はレオ・デミトフの物語をこれからも読み続けたいと思う。
    予定では3部作構成で後2冊は読めるらしい。

    チャイルド44 <上巻>
    トム・ロブ スミス
    新潮社 ( 2008-08-28 )
    ISBN: 9784102169315
    おすすめ度:アマゾンおすすめ度


    チャイルド44 <下巻>
    トム・ロブ スミス
    新潮社 ( 2008-08-28 )
    ISBN: 9784102169322
    おすすめ度:アマゾンおすすめ度
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    塩もみ大根鍋

    塩もみ大根鍋
    今年は、一念奮起して、弁当男子デビューをしました。
    写真は最近、 jello の評判がいい、大根を使った鍋。
    料理は上手になりたいが、レシピを考えるのって難しい。
    food | comments (0) | trackbacks (0)

    2009年に読んだ本

    今年読了できた本は24冊。目標を1ヶ月3冊として、36冊としていたが、達成できなかった。通勤で電車に乗る時間が極端に減ってしまったことが原因と言えば原因か。
    今年起こった最大の、私の読書生活で起きた事件といえば、栗本薫さんが亡くなってしまったことである。今後彼女のグインサーガの新作を読むことができないというのも寂しいものだ。私が数年前から「終わることのない物語」と信じて読み始めたグインサーガも、本当に物語が終わることなく作者の逝去という形で終了してまった。

    しかし、残されたものは何かを読み続けなければならない。
    現在は新しく読み始めるシリーズ物を模索中で、条件としては1.作者が健康で、2.まだ完結していなく、3.できれば一年に1冊ぐらい新作がでるものをさがしている。
    「氷と炎の歌」、「キマイラ」あたりが第一候補なのだが、どうなるかは気分次第。

    さて、今年読了した本の中でもう一度読む可能性のある本は、「犬は勘定に入れません」だろう。これはコメディ小説として一流である。ぜひみんなも読んで笑い転げて欲しい。
    しかし、この本はSFというカテゴラリに入っているから読者が少ないんじゃなかろうか。

    期間 : 2009年
    読了数 : 24 冊
    1Q84 Book 2
    村上 春樹 / 新潮社 (2009-05-29)
    読了日:2009年12月28日
    1Q84 Book 1
    村上 春樹 / 新潮社 (2009-05-29)
    ★★★★☆ 読了日:2009年12月24日
    なんか懐かしい感じもする。
    見知らぬ明日 (ハヤカワ文庫 グイン・サーガ 130)
    栗本 薫 / 早川書房 (2009-12-10)
    ★★★★☆ 読了日:2009年12月13日
    今岡さんが次なる語り部を見つけてくることを祈ることにしよう。

    しかし、イシュト、それでいいのか。
    ゲド戦記 3 さいはての島へ (ソフトカバー版)
    アーシュラ・K. ル・グウィン / 岩波書店 (2006-04-07)
    ★★★★☆ 読了日:2009年12月12日
    最初と最後が好き。
    「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55
    古市幸雄 / マガジンハウス (2007-06-21)
    ★★★☆☆ 読了日:2009年11月18日
    読みやすい。

    短い勉強を毎日続けることが大切。
    三国志 第八巻 (単行本)
    宮城谷 昌光 / 文藝春秋 (2009-09-15)
    読了日:2009年11月14日
    ぼくは猟師になった
    千松 信也 / リトル・モア (2008-09-02)
    ★★★☆☆ 読了日:2009年11月1日
    イノシシの肉を食べたくなった。
    運命の子 (ハヤカワ文庫 グイン・サーガ 129)
    栗本 薫 / 早川書房 (2009-10-10)
    読了日:2009年10月25日
    月に繭 地には果実〈下〉 (幻冬舎文庫)
    福井 晴敏 / 幻冬舎 (2001-08)
    ★★★★☆ 読了日:2009年10月12日
    月の住民の生活をもう少し知りたかった。
    月に繭 地には果実〈中〉 (幻冬舎文庫)
    福井 晴敏 / 幻冬舎 (2001-08)
    ★★★★☆ 読了日:2009年10月12日
    月の女王が冷凍冬眠して、何百年ごとに2年間起きて政治を正すという設定は面白い。
    月に繭 地には果実〈上〉 (幻冬舎文庫)
    福井 晴敏 / 幻冬舎 (2001-08)
    ★★★★☆ 読了日:2009年10月12日
    ガンダムものだと甘く見ていたが、物語に引き込まれた。
    ヤーンの選択 (ハヤカワ文庫 グイン・サーガ 125)
    栗本 薫 / 早川書房 (2009-02)
    ★★★☆☆ 読了日:2009年3月16日
    相変わらず、気になるひきで終了。スカールはどうなるのか。
    会社に人生を預けるな―リスク・リテラシーを磨く
    勝間和代 / 光文社 (2009-03-17)
    読了日:2009年9月15日
    プログラマー現役続行 (技評SE新書 12)
    柴田 芳樹 / 技術評論社 (2007-09)
    読了日:2009年9月7日
    池袋ウエストゲートパーク
    石田 衣良 / 文芸春秋 (2001-07)
    読了日:2009年9月5日
    謎の聖都 (ハヤカワ文庫 グイン・サーガ 128)
    栗本 薫 / 早川書房 (2009-08-07)
    ★★★★☆ 読了日:2009年9月2日
    理科系の作文技術
    木下 是雄 / 中央公論新社 (1981-01)
    読了日:2009年8月31日
    みんなのPython 改訂版
    柴田 淳 / ソフトバンククリエイティブ (2009-04-11)
    読了日:2009年8月28日
    文化系トークラジオLife
    津田大介 , 斎藤哲也 / 本の雑誌社 (2007-11-08)
    読了日:2009年7月16日
    遠いうねり (ハヤカワ文庫 グイン・サーガ 127)
    栗本 薫 / 早川書房 (2009-06-10)
    ★★★☆☆ 読了日:2009年7月9日
    読了と言わねばならないのか。
    犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6)
    コニー・ウィリス / 早川書房 (2009-04-28)
    ★★★★★ 読了日:2009年5月2日
    犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎  (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-7)
    コニー・ウィリス / 早川書房 (2009-04-28)
    ★★★★★ 読了日:2009年5月29日
    完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)
    柳澤 健 / 文藝春秋 (2009-03-10)
    ★★★★★ 読了日:2009年4月18日
    プロレス愛を感じる。
    黒衣の女王 (ハヤカワ文庫 グイン・サーガ 126)
    栗本 薫 / 早川書房 (2009-04-05)
    読了日:2009年4月16日
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    macbook pro を購入しました。

    10年泥のように働きました。10年長いようで短いものです。
    そんな自分に何かプレゼントをあげたくて、積年からもう一度、所有したかったMacを買うことにしました。
    macbook pro
    かつて持っていたのは、Mac OS 8.3 の時代でお世辞にも使い易いといえるOSではなかったのですが、Mac OS X はまったくの別物になっています。新しく購入したMacbookを触っていると、ふと、入社当初の頃を思い出しました。

    学生時代に購入したPower Mac G3 Beigeを独身寮に送りつけ、windowsとディスプレイを切り替えながら使用していたのを覚えています。それは、apple にジョブスが復帰してきた最初の頃ぐらいのことでした。その後、すぐにMac OS X のベータが発売となり、独身寮のピンクの電話に、コインを何枚も挿入して、必死になってコールセンターに電話をかけて予約したことを覚えています。
    しかし、Mac OS X はG3には荷が重く、とても快適といえる動作ではありませんでした。これがまともに動くとすごいOSになると夢を抱かせるものでしかありませんでした。
    そのOSが搭載されているMacbook proをこんな金額で所有できる、いい時代になったものです。
    パソコン | comments (0) | trackbacks (0)

    来年の手帳はほぼ日手帳にしました。

    そろそろ手帳を選ぶ季節ですね。
    皆さん、どんな手帳にするか悩んでいる最中かもしれませんが、私は来年の手帳をほぼ日手帳にすることにしました。今年はバーチカルタイプの手帳だったのですが、一日の反省をノートに書き残そうと考えて、よい手帳がないかと考えたところ、ほぼ日手帳に戻すことにしました。
    最後まで、A5サイズのカズンにしようかと悩んだのですが、重さを考えて通常版のほぼ日手帳としました。
    カバーはファブリックカバーのボタンステッチ(ストライプ)です。
    ほぼ日手帳@2010
    手帳のカバー、自作してみたいな。
    stationery > ほぼ日 | comments (0) | trackbacks (1)

    モレスキン購入


    アマゾンで安売りしていたので、モレスキン買ってみた。
    (Diary)とあったので、不安でしたが普通のノートでした。

    MOLESKINE@表紙
    これは表紙。
    MOLESKINE@中身
    これは中身。
    stationery | comments (0) | trackbacks (0)

    キーボードのハイエンド

    11時に会社から帰ると、荷物がきてるよ、とjelloがいう。
    Amazonの荷物は昨日来たし、なにも注文してないから荷物がくる予定はない。
    おかしいな。送信先を確認してみるとPFUとあった。
    段ボール箱を開けてみると、下の箱が入っていた。
    HHKBのはこ
    そういや、何ヵ月か前に抽選に申し込んだっけ!
    HHKBの30万台突破記念のやつだ。
    空き箱と小雨
    中身は猫じゃない。
    CtrKey Where ?
    うれしさのあまり、コントロールキーは外した。なぜか?
    REDCtrKey
    REDキーに差し替えるためだ。
    HHKB@REDCtrKey
    無刻印モデルなので、キーボードの配置をプリントアウトしていたら、jelloに
    「10年もやってるのにブラインドタッチもできないの?」
    と注意された。
    はい、その通りです。だからこのキーボードで練習するのです。懸賞にあったのは、小学生の頃、科学の読者抽選で温度で色の変わるハンカチが当たって以来なのでものすごくテンションがあがりました!
    パソコン | comments (0) | trackbacks (0)

    Life@むさび!

    武蔵美の学祭の正面にいた
    国分寺駅からバスに乗る。
    バスの中では女学生がアメーバピグの面白さについて、となりの女友達に力説していた。そういえば、Life@musabiもアメーバブログだった。私はアメーバの社長があまり好きではないので、過小評価しがちだが、私の想像以上にアメーバブログってのは利用されているのかもしれない。
    14時に到着してしまったので、学園祭のだしものでも見学するかと入り口で配布されていたパンフを片手にうろうろするが、パンフの紹介文がよく理解できず、屋台のあたりをうろうろする。夫婦でインスタレーションって何よ、もやっとするわー、と言い合っていた。少なくともインスタレーションは一般用語ではない気がする。もう少し解説があってもいいようなものだ。
    家具の展示物を少しだけみていると時間になりLife@むさびの会場へ。
    平凡コンプレックスのポスター平凡コンプレックスのポスター達
    そう、いつも深夜に聞いてるラジオのイベントで、武蔵野美術大学まで来たのだ。
    今月のラジオも楽しかったなぁー、といつも最後まで聞けず、眠ってしまう私は明朝LifeのブログをFastladderで確認していたら、学祭でイベントをやることを知り、「ああ、このまま帰宅まで待ったら席が埋まってしまう」と焦り、iphoneからMailを送ったのであった。しかし、そんな心配をよそに席はL-9!「方法としての体育会系」からのライトリスナーなのに1列目なんてちょっと重荷だ。
    しかし、Lifeの公開録音に行くことが、ここ最近の私の夢だったので、夢が叶ってうれしい。(最後に指パッチンがなくて、少し不満ではあったが。)

    来年もぜひ、むさびにLifeを呼んで欲しい。
    絶対に聴きに行くから。
    Radio | comments (0) | trackbacks (0)

    六厘舎のつけ麺

    六厘舎@大崎六厘舎のつけ麺スープ

    もし、私に「東京にきて、一番感動したラーメンはなんですか?」と問われたら、「それは山岸さんの大勝軒で食べたつけ麺です」と答えます。
    そんな話を昼食時に職場の人と話していたら、今は六厘舎ってお店が流行ってるんだよ、という話の流れになって、その場で「食べログ」で写真を確認。麺が太い!
    これではうどんではないか、と俄然興味を持ち始め、ラーメン好きのJelloにささやき続けたところ、武蔵美に行くついでに大崎の六厘舎に訪れようということになりました。
    大崎の駅から少し歩く場所で、行列の前がマンションというところも何か大勝軒に似ている気がします。列び始めたのは、10時5分頃。
    大体20番目ぐらいか。2巡目には席に着くことができました。注文したものはつけ麺、豚ほぐし、海老玉。
    太い麺が、濃厚なスープによく絡み合って、とっても美味しかったです。海老玉はゆで卵なのに海老の味が濃厚にして、海老が入っているんじゃないかと海老をさがしました。もう一度来たいと思う味です。
    ただ、注文した後、最近は豚が苦手なんだと気づき、次は豚ほぐしなしで注文してみようと思いました。
    food > ラーメン | comments (0) | trackbacks (0)

    「プログラミング言語Java」を読書中

    プログラミング言語Java 第4版 (The Java Series)
    ケン・アーノルド, ジェームズ ゴスリン, デビッド ホームズ, 柴田 芳樹
    ピアソンエデュケーション ( 2007-04 )
    ISBN: 9784894717169
    おすすめ度:アマゾンおすすめ度


    仕事でJava言語を使うようになったので、Javaの本を買いました。
    最近、私は言語系の本を選ぶとき、その言語を開発した人が著作に関係しているものを選ぶようにしています。Java言語を誰が開発したかについては諸説あると思いますが、ジェームズ・ゴズリンがJavaの開発に大きく貢献したことは間違いのない事実であろうと思います。
    そこで、「プログラミング言語Java」にしました。
    9年ぐらい前、Javaの入門書を読んだ感じでは「テンプレートもなく、多重継承もできないからなんだか単純そう」という私の先入観は第1章で破壊されました。
    Javaは成長しています。
    まだまだ、読むのが遅く、第2章まで読んだだけですが、読み進むのが楽しみです。
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