2010.01.23 土曜日
レオ・デミトフの物語
「チャイルド44」がこのミス2008年度の海外部門で1位ってのは、知っていたがそのまましばらく放置してしまっていた。
宮城谷昌光や他の歴史小説に読みふけってしまい、頭が切り替わらなかったことと最近、海外ミステリに興味がなくなってしまったことも原因だろう。
私が海外ミステリに興味をなくした理由は、ゼロ年代後半のこのミスの1位が「神は銃弾」等の難解な作品になったりし、ちょっとついて行けないと感じたことも事実ではある。
それなら、個人で新規開拓していけばいいだけの話かもしれないが、海外ミステリって文庫でもちょっと高いし躊躇してしまう。直接日本語で書かれた小説の方が頭にすんなり入ってくるし、「ヤードって何メートルだっけ?」とか余計なことを考えなくてすし、名前がカタカナなのが、覚えづらいし、頭の中で想像し難いんだよねー、
なんて理由にならない言い訳を自分にいい聞かせていたのだけれど、この本を読み始めて、一年も放置していたことを後悔した。
この小説は、ミステリ小説としてカテゴラリされているが、レオ・デミトフという男の物語である。
物語の主な舞台は1950年代。スターリン体制下のソビエト連邦。
主人公のレオは、国家保安省の捜査官である。
どんな仕事か。「反ソ連」分子の摘発、逮捕が主にその業務である。
要は「資本主義のスパイ」の摘発である。
摘発された人物は、最後には必ず自白し、無罪となることはない。
彼の業務は摘発することだけだ。
与えられた仕事を的確にこなし、エリートとみなされていたレオであるが、
あることをきっかけに自分の仕事に疑問を持つようになる。
私は本当に罪のある人物を捕まえているのだろうか?
自分が生き残るために、この仕事をしているが、本当にそれが正しいことなのだろうか?
そう疑問を持つようになると、レオの周りの風景がすべて違ってみえてきた。
映画監督がこの作品を愛し、それを映像化しようと思うなら、素晴らしい作品になるのではないか、そう容易に想像することができる小説だ。
そんなこと思っていたら、すでに版権はリドリー・スコットが獲得しているらしい。
「ブレードランナー」の監督である彼なら、やってくれることだろう。
私はレオ・デミトフの物語をこれからも読み続けたいと思う。
予定では3部作構成で後2冊は読めるらしい。
宮城谷昌光や他の歴史小説に読みふけってしまい、頭が切り替わらなかったことと最近、海外ミステリに興味がなくなってしまったことも原因だろう。
私が海外ミステリに興味をなくした理由は、ゼロ年代後半のこのミスの1位が「神は銃弾」等の難解な作品になったりし、ちょっとついて行けないと感じたことも事実ではある。
それなら、個人で新規開拓していけばいいだけの話かもしれないが、海外ミステリって文庫でもちょっと高いし躊躇してしまう。直接日本語で書かれた小説の方が頭にすんなり入ってくるし、「ヤードって何メートルだっけ?」とか余計なことを考えなくてすし、名前がカタカナなのが、覚えづらいし、頭の中で想像し難いんだよねー、
なんて理由にならない言い訳を自分にいい聞かせていたのだけれど、この本を読み始めて、一年も放置していたことを後悔した。
この小説は、ミステリ小説としてカテゴラリされているが、レオ・デミトフという男の物語である。
物語の主な舞台は1950年代。スターリン体制下のソビエト連邦。
主人公のレオは、国家保安省の捜査官である。
どんな仕事か。「反ソ連」分子の摘発、逮捕が主にその業務である。
要は「資本主義のスパイ」の摘発である。
摘発された人物は、最後には必ず自白し、無罪となることはない。
彼の業務は摘発することだけだ。
与えられた仕事を的確にこなし、エリートとみなされていたレオであるが、
あることをきっかけに自分の仕事に疑問を持つようになる。
私は本当に罪のある人物を捕まえているのだろうか?
自分が生き残るために、この仕事をしているが、本当にそれが正しいことなのだろうか?
そう疑問を持つようになると、レオの周りの風景がすべて違ってみえてきた。
映画監督がこの作品を愛し、それを映像化しようと思うなら、素晴らしい作品になるのではないか、そう容易に想像することができる小説だ。
そんなこと思っていたら、すでに版権はリドリー・スコットが獲得しているらしい。
「ブレードランナー」の監督である彼なら、やってくれることだろう。
私はレオ・デミトフの物語をこれからも読み続けたいと思う。
予定では3部作構成で後2冊は読めるらしい。












































