2006.11.18 土曜日
中原の虹 第一巻
満州国
狂言廻しは春児の兄、春雷。
ストーリーは張作霖が中心のようだ。
「蒼穹の昴」の続編的な作品なのだが、「蒼穹の昴」のような冒頭から引き込まれるような感覚はない。白大大の予言のくだりがつらい。
が、中盤あたりから面白くなってきた。
馬賊の投げ打ちを映像で見てみたい。このシリーズは映画化したりしないのだろうか?
そうそう、途中から気付いたのだけど、奉天って日露戦争の舞台にもなっている場所ですね。今年に「坂の上の雲」を読んでたから、日露戦争の後の清国がどのようになっていったのかわかる、かもしれない。
後半には春児も出てくる。宦官になった弟が兄に会うような感動の再会があるのか、"小説の大衆食堂"と呼ばれている浅田先生のことだから、すごい大団円を用意しているのだろうけれど、次の巻が楽しみだ。
王逸、この作品にきっと登場してきて欲しい。
思い立って「蒼穹の昴」の王逸と毛少年のくだりを読み返したら泣けてきた。
hReview by ocelot , 2006/11/18

- 中原の虹 第一巻
- 浅田 次郎
- 講談社 2006-09-26



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