犬の力

犬の力。
メキシコの30年にわたる壮絶な麻薬戦争の話。
アメリカ麻薬取締局とメキシコの麻薬商人との戦争。
単純な話ではない。
米国政府、麻薬カルテル、マフィアら様々な組織の思惑が重なりあう。
私は、暴力による縄張り争いのピカレスク・ロマンかと思って読んでいが、
どこで話がつながるのか予期できない話の運びぶりで、全体像はつかめず、
上巻中盤は不安になったが、下巻以降一気に読んでしまった。

読後、「犬の力」がどんなに無力か知ることができる。

この「犬の力」を読んだ後、新宿鮫「狼花」を読んだ。
話の筋が「犬の力」に符号していて、寒気を覚えた。
フィクションでしか書けない真実がここにはあるのかもしれない。
この話にでてくるメキシコや、狼花にでてくるアルジェリアについて、
積極的に情報を収集してみようと思う。


犬の力 上 (角川文庫)
ドン・ウィンズロウ
角川書店(角川グループパブリッシング) ( 2009-08-25 )
ISBN: 9784042823049
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


狼花―新宿鮫Ⅸ(光文社文庫)
大沢 在昌
光文社 ( 2010-01-13 )
ISBN: 9784334747084
おすすめ度:アマゾンおすすめ度
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曽祖父の家

2月上旬、曽祖父の告別式に出席するために岡山に訪れました。
そのときの写真です。

曽祖父の家

曽祖父は享年103歳で、戦争には兵士として参加したことはなかったそうですが、明治の生まれで、近現代史の貴重な目撃者であったことでしょう。
この日のことを忘れないために、103年前にどのようなことがあったか調べてみました。

2月
2月4日 - 足尾銅山で労働争議が起こる。
2月5日 - 日清紡績設立
2月22日 - 奥村組創業
2月23日 - 麒麟麦酒設立

1907年 - Wikipedia から引用


教科書でも読んだことのある、足尾銅山の労働争議、キリンビールの創設。

1月
1月1日 - レオニード・ブレジネフ、ソビエト連邦書記長(+ 1982年)
1月11日 - 山岡荘八、小説家(+ 1978年)
1月12日 - セルゲイ・コロリョフ、ロシアのロケット科学者(+ 1966年)
1月12日 - 田上穣治、法学者(+ 1991年)
1月22日 - 堀野正雄、写真家(+ 2000年)
1月25日 - 火野葦平、小説家(+ 1960年)
1月23日 - 湯川秀樹、物理学者(+ 1981年)
1月28日 - メリタ・ブルナー、フィギュアスケート選手(+ 2003年)

1907年 - Wikipedia から引用


同年に産まれた人を調べてみると湯川秀樹さんと同級生なんですね。
現在の私の年齢の頃には第二次世界大戦を体験しているようで、もう少し経験談を聴く機会があったらと悔やまれます。
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